ディレクターの失敗とちょっとの成功

今だから言える。ディレクターの失敗事例から見えてくる自虐系ネタ集。

仕事とプライベートをマージしてみています。

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僕が小学校の頃はよく旅番組をやっていた。
一番よく流れていたのは「兼高かおる世界の旅」。観るのは別に良かったんだけど、いちいち僕の父のいさおさんが「おーここいった!」「あぁここの農場の○○さんには世話になったんだよなぁ」と思い出話をするんです。
それ自体はかっこいいなぁとかすげーとか思っていたんだけど、次第に純粋に楽しめなくなってきちゃう。羨ましさだけが勝ってしまい、海外自体が嫌いになっていくんですよね。「僕は日本のことをもっと知ろう!」て気持ちを切り替えたのを今でも覚えています。

車で世界一周

いさおさんは、70年あたりに三菱デリカを改造して友人二人と世界旅行に行っちゃってるんです。この頃海外に車を持って行って旅行するなんで誰もやってなかったそうです(TBSさんから同行取材依頼を断っちゃう)。

話が逸れましたが、なんでこんなことをを話しているのかというと、結婚を機に最後に大きなチャレンジをしたんだと思うんです。最後に自分だけのためにやりたいことをやると。だって会社も辞めちゃうんですからね。帰国後はやっぱり苦労したらしく、家族のために歯を食いしばって育ててくれたことにはとっても感謝しています。

仕事とプライベートを分ける癖

そんないさおさんを見ていたもんだから「好きなことをする」をとっても意識していたんだと思う。反面、頭のどこかでは「仕事は仕事」「プライベートはプライベート」と、くっきり分けて混同しないような癖がついた。

つい先日会社のKさんがこんなことを言っていたんです「ライフワークバランスってあんまり好きじゃないんだよね」と。

いわゆる「仕事と生活の調和」のことらしく、その世代世代で多様な生き方の実現みたいなことらしい。僕も20代の頃は仕事が楽しくて楽しくてツッパしっていたんです。仕事の為に行きてるみたいなね。だからすんなり同意できたんですよね。(おそらく僕はモーレツ社員と言われた時代の2世だから違和感がないんだと思う)これは全くの私見なんだけれど、

集団で物事をやり遂げる時代

個人で物事をやり遂げる時代

自分したい事の為に生きる時代

自分のできる事を発信する時代

と変わってきたんだと思うんです。今の時代は僕の時とはあまりにも変わっていて、社会にでる動機とか未来考察なんかが全然違うんだなぁと実感しています。じゃあなんでみんな就職しようとするんですかね。

仕事とプライベートをマージ

今の会社に転職する際に決めたことが1つあります。
「プライベートと仕事の両方を充実させること」
今までは天秤のように片方がうまくいっているともう片方があまりうまくいかないの連続だったのでここから変えて行こうと。別だと思っているからそうなるんではないかと仮説を立てました。転職先では営業職をやめました。プライベートでは数年ぶりにバンドを始めました。
それぞれの活動の中での「気づき」が自分自身の中で、プライベートとビジネス間で行き来し始めとてもびっくりしています。またそれがむちゃくちゃ楽しいんですよね。

『僕は僕』ということを再認識し、日々活動を続けています。転職してから、あっというまに数年経ちました。スピードが足らないなぁと焦りを感じている今日この頃です。


このはなし、つづきそうです。



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